朝・夕涼しくなる今日この頃
エアコンの「夏じまい」はできていますか?
“秋カビだらけ”にならない手入れを紹介!!
厳しい暑さがまだ続いていますが、如何お過ごしでしょうか!
秋の風を感じられるようになったが、夏の間に活躍したエアコンは今、
どうなっていますか? 暖房を使う冬を迎える前にお手入れの仕方をご案内します。
そもそも「エアコンの夏じまい」とは、エアコン冷房稼働終わりの
秋(9~11月)に、自宅のエアコンの手入れをすること。
夏場たっぷり活躍してもらったエアコンだが、冬に使う日までほったらかしにするのはNGです。
エアコンを掃除しないまま放置すると「カビの増殖」に繋がります。
◆エアコン内部に湿気がたまる(イメージ)
また、エアコンの内部には、フィルターでブロックできないカビ菌のほか、ホコリや油分がどうしても侵入してしまうが、湿気によってホコリが付着しやすくなることで、カビのエサが豊富な状態になってしまうそう。
こうして秋の間にエアコン内で増えてしまったカビが、冬の暖房稼働時に吹き出してしまうため、「夏じまい」が大切になってくるのだ。
「自分で洗浄剤やカビ防止スプレーを使って手入れ」はNG
では、どのような手入れをすれば「夏じまい」になるのか?
(1)フィルターの定期的な手入れ
(2)内部クリーン機能や送風運転の活用
(3)見える範囲の拭き掃除
の3つ。
カビのエサとなるホコリは掃除機で吸い、それでも汚れが落ちない時は薄めた中性洗剤で洗い、陰干しをしてしっかりと乾燥。
また、エアコン内部の手入れには、洗浄や加熱乾燥・イオンなどを内部に充満させるなどしてホコリの付着やカビの発生を抑制する「内部クリーン機能」を使うのがおすすめ。
この機能が搭載されていない場合は、冷房運転の後に「送風運転」を行うことで内部を乾燥させるのが良いという。
さらに、通風路やフラップなどの「通常使用時に見える部分を拭く」ことも有効。
これらの手入れはそれぞれのエアコンの取扱説明書に従って行い、また、掃除がしづらい箇所の汚れが気になる場合やすでにカビが生えてしまっている場合は、専⾨業者に依頼してほしい。